ふりかえり今日やったこと
4つの道具は、それぞれ何をしているのか
4つとも「入れて終わり」の準備です。毎日さわるのは Claude だけで、ほかの3つは Claude が裏で使います。
1Claude
頼まれたことを、手元のフォルダで実際にやる AI
- やったこと
- 有料プラン(Pro 以上)にして、デスクトップアプリを入れ、左上の </>(Code)が開くことを確かめた
- 覚えること
- アプリを作るのは Code。吹き出し(チャット)に頼んでも、手元にアプリはできない
- 迷ったら
- タスクバー(Mac は Dock)にオレンジの Claude のアイコンがあるかを見る
2Git
Claude が作業の記録を取るための道具
- やったこと
- Windows は出てきた画面を「次へ」で最後まで。Mac は git --version で確かめた
- 覚えること
- 自分で操作することはない。Claude が使う
- 迷ったら
- 入れたあと Claude のアプリを一度閉じて、開き直す
3Cloudflare
作ったアプリをインターネットに置いて、URL で開けるようにする場所
- やったこと
- アカウントを作り、届いたメールでアドレスを確かめた
- 覚えること
- 今日の使い方なら無料。データは御社の Cloudflare に置かれ、講師の手元は通らない
- 迷ったら
- ログインの画面が出たら、ログインして「許可(Allow)」を押す
4アプメイク
「このファイルをアプリにしてよ」で動く作業フォルダ一式
- やったこと
- スターターを展開し、start.bat を右クリック→「管理者として実行」(Mac はターミナルに1行)。最後に「準備OK」と出た
- 覚えること
- 作業フォルダは my-app。自分のファイルは my-files に入れる。公開されるのは public の中だけ
- 迷ったら
- Claude に「準備を確認して」と送る
| Claude に送る言葉 | 何が起きるか |
|---|---|
| このファイルをアプリにしてよ | my-files のファイルを読んで、使う人の役に立つアプリを1枚の画面で作る。できたらブラウザで見せる |
| 直して / 〇〇を足して | 同じアプリを直す。何度でも言ってよい |
| 公開して | Cloudflare に置いて URL を返す。URL を知っている人なら誰でも見られるので、本物のデータが入っていないかを先に確かめる |
| 準備を確認して | 4つが入っているかを調べて「準備OK」かどうかを返す |
次に使うものその1
Claude in Chrome:画面にしかないデータを持ってくる
取引先の発注サイト、EDI の画面、古い業務システムの一覧。データはあるのに、Excel になっていないものがたくさんあります。Claude in Chrome は、いつもの Chrome の画面を Claude が一緒に見て、読んだり操作したりする道具です。
どういうものか
- Chrome に足す、Claude の拡張機能
- 有料プラン(Pro 以上)で、パソコンの Google Chrome で使う。スマホや Edge では使えない
- ログインしたままの Chrome で動くので、ふだん使っている管理画面もそのまま見られる
できること
- 開いているページを読んで、要点や表を取り出す
- クリック・入力・ページの移動。いくつものタブをまたいで作業する
- うまくいった頼み方を「ショートカット」に保存し、決まった時刻に動かす(Chrome を開いている間だけ)
データを持ってくる順番
上から順に考えます。上で取れるなら、下は使いません。上ほど、サイトの持ち主が用意した道なので壊れにくくなります。
① CSV の書き出しボタン→② API→③ コネクタ(MCP)→④ Claude in Chrome→⑤ Playwright(毎日・大量)
使い方は2つ
| Chrome の中で使う | Claude(Code)から使う | |
|---|---|---|
| 始め方 | Chrome の右上の Claude のアイコンを押し、横のパネルに頼む | Claude アプリの「コネクタ」で Claude in Chrome を有効にして、Code で頼む |
| 向いている | 見ているページについて、その場で聞く・まとめる | 取ったデータを手元のフォルダに CSV で保存する・アプリにする |
御社なら、こう頼みます
受注の管理画面を開いて、今日の注文を「得意先・品番・数量・希望納期・受注番号」の表にして。入力・送信・削除のボタンは押さないで、読むだけにして。
開いている EDI の画面の一覧を、Excel に貼れる形にして。2ページ目以降は、私が「続けて」と言ってから進めて。
この管理画面のどこに、CSV で書き出すボタンがあるか探して。見つかったら、押す前に場所を教えて。
気をつけること
- Claude はタブの画面を撮って読みます。そのタブに映っているものは Claude に渡ります。個人の情報・口座・機微なアカウントのある画面では使わない
- 大事なアカウントにログインしていない、別の Chrome のプロフィールで使うと安心
- パスワードの入力や画像認証(CAPTCHA)は Claude にさせない。出てきたら Claude は止まるので、自分で入れてから「続けて」と伝える
- 慣れるまでは、操作のたびに確認を出す設定で、何をしているかを見ながら進める
- ページの中に書かれた「指示」に引っぱられることがある。知らないサイトで任せきりにしない
次に使うものその2
D1・R2:みんなで同じデータを見る・残す
今日作ったアプリは、データを自分のブラウザの中だけに持っています。受注を何人かで入力する、事務所と工場で同じ一覧を見る、注文書の PDF を残す。そうなったら Cloudflare の D1 と R2 を使います。データは御社の Cloudflare に置かれ、講師の会社を含め、ほかの誰の手元も通りません。
| D1 | R2 | |
|---|---|---|
| ひとことで | データベース | ファイルの置き場所 |
| 入れるもの | 表になるデータ(受注・在庫・日報・点検の記録) | 写真・PDF・Word・Excel・音声 |
| たとえると | みんなで同時に使える Excel の表 | みんなで使える共有フォルダ |
| 御社なら | 読み取った受注の行、品番マスタ、納期の回答 | 届いた注文書の PDF、納期回答を書き込んだ PDF |
これを Claude に貼るだけ
作業フォルダを開いた Claude(Code)に貼ります。「用途」の1行だけ、やりたいことに合わせて書き換えます。
このアプリを、みんなで同じデータを見られる形にして。データは私の Cloudflare の D1(表)と R2(ファイル)に置く。 用途:注文書の読み取り結果を記録して、事務所と工場のパソコンで同じ受注の一覧を見る。元の注文書の PDF も1件ずつ残す あなたが自分で実行して、質問で止まらないように進めて: 1. Cloudflare にログインしているか確かめる。していなければ、ログインのやり方を私に伝えて止まる 2. 作業フォルダに tools/run.mjs があれば node tools/run.mjs d1(PDF も残すので node tools/run.mjs r2 も)を実行する 3. 表は migrations/ のファイルで作り、手元 → 本番の順に流す。表を変えるときは新しい番号のファイルを足す 4. 画面は Worker の /api/ を呼ぶ形に直す。同期の状態(同期済み・未送信)を画面に出す 5. PDF は R2 に置き、Worker の /files/ を通して出す。バケットは公開にしない 6. 公開して、別の端末のつもりで「保存 → 読み出し」ができたかを自分で確かめてから、URL を教えて やらないこと:消す操作、バケットの公開、鍵をファイルに書くこと
御社がやるのは2つだけ
- ブラウザで Cloudflare の「許可」を押す(まだログインしていないとき)
- 「上限」と出たら、使っていないデータベースを自分で消す。どれが要らないかは御社にしか分からないので、Claude には消させない
止まったら
- 画面に出た文字をそのまま Claude に貼って「直して」と頼む
- 「7403」や公開直後の「1042」は一時的なもの。少し待ってやり直す
本物の受注を入れる前に、必ずログインを付ける
できたばかりのアプリは、URL を知っている人なら誰でも開けて、書き込めます。PDF も見られます。本物の注文書や受注を入れる前に、Cloudflare Access で会社のメールアドレスの人だけが開けるようにします。
できたばかりのアプリは、URL を知っている人なら誰でも開けて、書き込めます。PDF も見られます。本物の注文書や受注を入れる前に、Cloudflare Access で会社のメールアドレスの人だけが開けるようにします。
このアプリに Cloudflare Access を付けて、会社のメールアドレス(@ok-kasei.co.jp)の人だけが開けるようにして。ダッシュボードで私が押すところは、画面の順に教えて。
料金と、残し方
D1・R2・Access には無料枠があり、小さく使うなら収まることが多いです。上限は Cloudflare の料金のページで確かめてください。消えて困るデータは、「CSV で書き出すボタンを付けて」と頼んで、定期的に別の場所にも残します。
D1・R2・Access には無料枠があり、小さく使うなら収まることが多いです。上限は Cloudflare の料金のページで確かめてください。消えて困るデータは、「CSV で書き出すボタンを付けて」と頼んで、定期的に別の場所にも残します。
次の一歩
で、今日から何をするか
| 順番 | やること | 使うもの |
|---|---|---|
| 1 | 練習用の注文書(架空)で、読み取りと照合のアプリを作り、答え合わせ表と全部一致させる | Claude / アプメイク |
| 2 | 受注の管理画面や EDI の画面から、今日の注文を表にしてみる(読むだけ) | Claude in Chrome |
| 3 | 読み取った結果を、事務所と工場の両方から同じ一覧で見られるようにする | D1・R2 + Access |
| 4 | 処理済みの注文書と受注実績で答え合わせをしてから、本物の注文書に切り替える | 前岡と一緒に |